県が調達する正殿の構造材(大径材)の状況について

  1. 県が調達する正殿の構造材(大径材)の状況について

最終更新日:2022.03.15

 令和4年1月31日の決定事項を受け、沖縄県ではお寄せいただいた寄付金を活用し、正殿に用いる構造材(大径材)として下記の木材を調達いたします。
 令和4年2月末時点での調達状況は下記の通りです。

Ⅰ.首里城復興基金(寄附金)を活用して沖縄県が調達する正殿の構造材

 ①ヒノキ

〇柱(下層・上層)用: 165本

〇小屋丸太梁用      :    4本

 ②イヌマキ

〇向拝柱用:7本 (予備材含む)

 ③オキナワウラジロガシ

〇小屋丸太梁用:3本 (予備材含む)

 

Ⅱ.令和4年2月末時点における調達状況

 ①ヒノキ

〇柱材165本のうち92本は粗挽き製材を行い、倉庫で保管しています。
(含水率は17.6~60.8%の範囲で平均32.2%)
柱材の残り73本は、山林で葉枯らし中のものや木材市場から手配し、令和4年3月末までに倉庫で保管予定です。

 ②イヌマキ

〇向拝柱用の7本はすべて令和4年1月に収穫し、うち6本は2月に粗挽き製材を行っています。
樹皮付きのままの1本については、3月中はそのままの状態で乾燥させる予定です。
(含水率は54.0~73.3%の範囲で平均63.4%)

 ③オキナワウラジロガシ

〇小屋丸太梁用の3本はすべて令和4年2月に収穫し、樹皮付きのまま倉庫で保管しています。

〇年輪の計測は、切断してそのままの状態では困難なため、学識者等と相談しながら今後実施する予定です。