「首里城への思いを多くの人が共有し、また思いを形として残していく」ことを目的に募集しました「首里城破損瓦等の利活用アイデア」につきまして、下記の取組が認定されました。
世界遺産首里城復興プロジェクト
「100人をつなぐ展」 ~首里城の瓦の再生~
利活用者氏名 | アイデア名称 | 内容 | |
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1 | 筒井 由起 | 世界遺産首里城復興プロジェクト「100人をつなぐ~首里城の瓦の再生~」 | 破損瓦で100人の作家に作品を制作してもらい、全国の沖縄料理店や雑貨店など100店舗に展示することで首里城の復興を願いながら、つながりを通して沖縄観光を盛り上げる。 |
2 | 山内 昌也 |
舞台『Una-』(御庭) ~HPCと首里城破損瓦による舞台空間の創造~ |
HPC(ハイブリットプレストレストコンクリート)に破損瓦を配合した琉球伝統芸能空間「Una-」(御庭)を製作する。 様々な場所で「首里城御庭(うなー)の空間再現」を行い、琉球古典音楽によるアートパフォーマンスで"上質なうとぅいむち(おもてなし)"を再現する。 完成お披露目 令和2年10月31日(土) |
3 | ㈱沖縄県物産公社 島尻 学 |
わしたコラボ 首里城の過去と未来を繋ぐ復興支援プロジェクト |
青い空と風情ある赤瓦は、南国沖縄のイメージそのものである。 県外開催の物産展等において首里城関連展示コーナーを設け破損瓦を展示する。 先人から受け継がれる沖縄の技と心を伝え、「沖縄ファン」の憧れでもある首里城の一日も早い復元・復興に寄与する。 第1回 「めんそーれ!沖縄大物産展」令和2年10月7日(水)~12日(月) 金沢めいてつ・エムザ店 8階催事場 |
4 | 琉球大学 平良 渉 |
首里城破損瓦の学術的調査と保存活用 |
琉球大学旧首里キャンパスで出土した14~18世紀の首里城の瓦と平成の瓦(破損瓦)を科学的に分析する。 沖縄における瓦づくりの伝統技術や素材の変遷について学術的調査を実施し、地域の研究や教育等に活用する。 |
5 | レキオデュモンド㈱ 石嶺 寿子 |
首里城と沖縄を身近に感じてもらおうプロジェクト |
首里城に関するまとめサイトを制作し、破損瓦を小さく砕いて包んだ袋にサイトへつながるQRコードを貼り付けて配布する。 多くの人にアクセスしてもらうことで、復興への思いや願いを持ち続けてもらう。 |
6 | 学びアトリエわりたまご | つくも神を作ろう! |
破損瓦をカケラとして捉え、熱い思いの込められたカケラに宿る、つくも神を表現するワークショップを行う。 作品の展示を通して、参加者だけでなく、展示を見た多くの人と作品に込められた願いを共有する。 令和2年10月31日(土)県立博物館・美術館 |
7 | 沖縄県琉球赤瓦漆喰施工協同組合 代表理事 田端 忠 |
漆喰シーサーに挑戦!! |
漆喰シーサー制作のワークショップを開催し、シーサーや赤瓦の歴史だけではなく、首里城の建築技法や職人の技について学ぶ。 沖縄文化の素晴らしさ、伝統技術に触れる場を提供すると同時に次世代への技術の継承、発展へと繋げる。 令和2年11月7日(土)、8日(日)県立博物館・美術館 |
8 | 壺屋おやじの会 | リメンバー首里城大作戦 IN 壺屋小 |
首里城の記憶をいつまでも残し続けられるように、壺屋小学校の子どもたち、先生、保護者と共同で、学校内に赤瓦を重ねた花壇を制作する。 植えた花を子どもたちが日々の手入れを行う事で、首里城に思いを馳せる機会としたい。 赤瓦には記名・メッセージを書き、愛着も残し続けたい。 令和2年9月21日(月)~22日(火)壺屋小学校 |
9 | 拓南商事㈱ | 赤瓦ディフューザー |
首里城を連想するインテリアとして赤瓦ディフューザーを製作する。 香りによるリラックス効果を期待し、お客様窓口や事務所内で活用する。
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10 | 拓南商事㈱ | 首里瓦風鈴 |
破損瓦を使って風鈴を作成し、夏場の暑さを精神的に軽減し、「音」でも首里城を思い起こさせる。 |
11 | 拓南商事㈱ | 防災啓発シーサー |
首里城破損瓦を活用したシーサーを設置し首里城を思い起こさせたい。 防災意識を高める役割として活用する。 |
12 | 拓南商事㈱ | 赤瓦スクラッチアート体験 | 工場見学会のイベント等でスクラッチアートを体験してもらい、楽しみながら首里城を思い起こさせる。 |
13 | 拓南商事㈱ | 赤瓦を利用した休憩所 |
赤瓦と拓南グループの製品を用いた休憩所を社内に整備し、首里城の再建を思い起こさせる。 |
14 | ㈱沖縄ウィメンズスポーツクラブ 岩井 香寿美 |
全保連琉球デイゴス選手と一緒にシーサーロード作りin中城 |
全保連琉球デイゴスの選手と中城村の子どもたちで首里城破損瓦を使ったシーサー作りを行う。 できあがった作品を吉の浦公園等に展示し、シーサーロードとして多くの人に首里城を思い起こす機会を提供する。 シーサー作りを通して歴史遺産を後世に受け継ぐ大切さを感じてもらいたい。 |
15 | まぶいぐみ瓦シーサーづくりプロジェクト実行委員会 | まぶいぐみ瓦シーサーづくりプロジェクト |
県内各地の公民館等でマブイ(魂)を込めた漆喰シーサーづくりのワークショップを行い、首里城復興に向けた機運の醸成や、再興に繋げる。 製作後、みんなのマブイが込められたシーサーは公民館等に配置し、首里城への思いをみんなで共有する。 |
16 | ㈱時設計 沖縄営業所 西田 勝紀 |
首里城『たんぽぽの瓦』プロジェクト |
破損瓦をできるだけ多くの保育園児達に届けることをきっかけとし、その活用状況等を映像化し、SNS等でたんぽぽの種のように広める。 首里城再建後も子どもたちの記憶として残り、大きくなっても郷土への愛着・アイデンティティを持ってもらえるような取組とする。 |
17 | 社会福祉法人 大竹福祉会 理事長 高江洲和男 |
首里城の瓦塀 |
保育園の塀等に約30cm角の瓦をミンサー柄に貼り「いつの世までも末永く」の思いを込め、琉球王朝、首里城、ウチナーンチュの歴史を学べるオブシェとしたい。 製作を園児や保護者で行う事で、その思いを広げていく。 |
18 | 沖縄県職業能力開発協会 | 「ものづくり体験イベント」 ※新型コロナウィルス感染拡大により中止 |
地域住民や小中学生に、ものづくりの魅力を伝えるために実施する「ものづくりイベント」や「ものづくり体験学習」で使用する材料に首里城破損瓦を利活用して首里城への思いを形として残していく。 |
19 | 沖縄県職業能力開発協会 | 「ものづくり体験学習」 | 地域住民や小中学生に、ものづくりの魅力を伝えるために実施する「ものづくりイベント」や「ものづくり体験学習」で使用する材料に首里城破損瓦を利活用して首里城への思いを形として残していく。 令和2年9月25日(金) 豊崎小学校 令和2年10月7日(水) 平敷屋小学校 |